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人間関係は 効率ではなく効果で考える 〜コミュニケーション ツールの選択 について

働くお母さまの為の離婚相談

現代では,人とのコミュニケーションの方法として,直接会って話をすることの他,手紙,電話,テレビ電話,メール,SNSなどいろいろな方法があります。

 

大切なことは,場面や状況に応じて,適切なコミュニケーションの方法を選択するということです。

<目次>

1.人とのコミュニケーションツールについて

2.人間関係で効率性ばかりを優先するとどうなるか?

3.まとめ 〜人間関係は効率ではなく効果で考える

 

 

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1.人とのコミュニケーションツールについて

人間は,基本的には一人で生きていくことができませんので,組織でも家庭でもなんでも,他人とのコミュニケーションというものが欠かせません。

 

昔は,他人とのコミュニケーションの方法といえば,直接会って話をするか,せいぜい手紙か電話(電報)くらいしかありませんでした。

 

しかし,現代では,それに加えて,電子メールやFacebook・LINEなどのSNS,さらに最近ではzoomなどのテレビ電話といった便利なコミュニケーションの方法が増えています。

 

こうした新しいコミュニケーションツールの登場によって,昔に比べてずいぶんとコミュニケーションを効率化することができるようになりました。

 

たとえば,昔は急に人と連絡を取りたい場合には,電話(家電や固定電話)か電報でしたが,これでは確実に連絡が取れるかわかりませんし,そもそも連絡したことをその人以外の人(家族)などに知られてしまうという問題もありました。

 

この点,現代では携帯電話やメール,SNSなどが普及していますので,ピンポイントでその人に連絡を取りやすくなりました。

 

また,携帯電話やSNSの登場によって,待ち合わせもずいぶんと便利になりました。

 

昔は,複数で待ち合わせをしていて,誰かが時間通りに来ないような場合には,公衆電話からその人の家にかけたり,駅の掲示板に書いたりして大変でした。

 

また,単なる連絡や報告事項は,いちいち電話をかけなくても,メールやSNSですむようになりました。

 

電話であれば,相手が起きている時間でなければなりませんし,また相手が忙しい時間帯や食事時は避けようとか,いろいろ気を遣うことが多かったです。

 

この点,メールやSNSであれば,好きな時間帯に連絡できますし,連絡を受ける相手方としても,自分の都合の良い時間帯にそれを見て返事をすることができますので,大変に便利です。

 

さらに,最近では,コロナの影響によりzoomなどのテレビ電話が普及し,お互いに会わなくても顔を見て話をしたり,大勢で会議やセミナーもできるようになりました。

 

2.人間関係で効率性ばかりを優先するとどうなるか?

このように,現代ではコミュニケーションツールの種類が格段に増え,便利になりましたが,こうしたツールは使い方を間違えると手痛い失敗をすることになります。

 

たとえば,いくら便利だからといって,恋人との別れ話をしようとする場合,メールや短時間の電話ですむでしょうか?

 

こちらは(できれば会わずに)さっさと短時間で「効率的」に終わらせたいと思っても,相手にとっては,きちんと会って話をしてもらわなければ納得ができないということはよくあります。

 

そのような場合に,こちらの都合だけで「効率性」ばかりを重視すると,修羅場になってしまいかねません。

 

もう1つ例をあげますと,最近では会社における社内のやりとりもメールやSNSで連絡をとることが多くなりました。

 

上記で述べたように,単なる連絡や報告の手段としてメールやSNSを活用するのは良いのですが,たとえば方針などで議論が必要なことや,意見が分かれて対決的になる場合などに,メールに頼りすぎるとどうしてもギスギスした雰囲気になってしまいます。

 

私も,少し前に,会社内での人間関係(労使関係)がうまくいっていないというご相談を受けたことがあります。

 

その方のご相談を聞いていると,コロナ禍ということもあり,コミュニケーションはほとんどメールでしかしていないということでした。

 

私はそもそもうまくいかない原因として,コミュニケーションの不足があり,さらにコミュニケーションの方法が間違っていると感じました。

 

対決的な雰囲気のときは,つい会って話をするのが億劫になり,お手軽なメールなどに頼りがちですが,実はそうした時こそ直接会うか,せめてオンラインでお互いの顔を見ながら話し合うことが重要なのです。

 

3.まとめ 〜人間関係は効率ではなく効果で考える

かの有名なスティーブン・R・コビー氏の「7つの習慣」では,人間関係は効率ではなく効果で考えよと書かれています。

 

人間関係というものは,何よりも信頼関係が重要です。

 

メールやSNSはお手軽で便利ですが,基本的には文字情報しか伝えることができず,相手に伝えられる情報の量が圧倒的に少ないのです。

 

声を伝える電話でさえ,全コミュニケーション情報の30%程度と言われています。

 

人間は,それ以外に,顔の表情や声のトーン,ボディーランゲージなどを使って,様々な情報を相手に伝えています。

 

ですから,きちんとしたコミュニケーションをしようと思えば,やはり直接会って話をすることが欠かせないのです。

 

といっても,今のご時世ではなかなか直接会うことは難しいでしょうから,せめてオンラインでお互いの顔の表情が見える状態で会話することが重要でしょう。

 

私も,普段のお客様とのやりとりで,単なる日程のご連絡や裁判期日のご報告はメールで行うことが多いです。

 

手紙よりも早いですし,電話で話すよりも文字情報としてお送りした方が間違いや誤解も少ないからです。

 

しかし,たとえばご依頼の事件の大事な方針を話し合わなければならない場面や,難しい局面になっているようなときは,必ずお会いして(今はオンラインが多いですが)直接お話するようにしています。

 

このように,コミュニケーションツールというものは,効率性ばかりではなく,効果的な人間関係という観点から選択する必要があります。

 

効果的な人間関係とは,要するに人間関係で最も重要な信頼関係を強めるのに役立つか,信頼関係を壊すことにならないかということに注意を払うということです。

 

 

 

【編集後記】

いつも生活が乱れがちな週末ですが,今回はわりとちゃんとしていました。

 

すなわち,前の晩飲みすぎずに早めに就寝→翌朝早起き→ランニングのサイクルを土日もしっかり行えました。

 

いつもこうありたいものです^ ^

 

 

 

 

  
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