1アクション3ゴールというのは、何か1つの行動をするに際して、3つの目的を持とうという考え方です。
私なりの1アクション3ゴールの実践についてお話したいと思います。
<目次>
1.1アクション3ゴールとは?
2.私の実践する1アクション3ゴール
3.まとめ ~何をするにも目的を持つことの重要性
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1.1アクション3ゴールとは?
1アクション3ゴールの考え方は、私が学んでいるキャッシュフローコーチ養成塾でビジョナリーパートナーの和仁達也先生に教えていただいた考え方です。
日々の行動に目的意識を持つことの重要性はあちこちで言われていますが、それでも、1つの行動に対して目的は1つ、つまり1アクション1ゴールが普通だと思います。
しかし、1アクション3ゴールの考え方は、1つの行動に対して目的を3つも持ってしまおうという欲張りな考え方です。
たとえば、何かのセミナーを申し込んで受講するとします。
セミナーを受講する目的は、通常、そのセミナーの内容に関する知識を習得することにあると思います。
しかし、それだけではなく、たとえば、休み時間に講師に積極的に質問をして講師と親しくなろうという目的を加えれば、1アクション2ゴールになります。
さらに、それに加えて、セミナーで隣同士の座席に座った人や、その他の同じセミナーを受講していた受講生と積極的に名刺交換をして親しくなって人脈を増やすという目的を加えれば、1つのセミナーを受講するときに目的が3つとなり、まさに1アクション3ゴールとなるわけです。
この1アクション3ゴールの考え方が身につくと、とにかく日々の行動についての目的意識が非常に強くなるわけです。
何しろ、何かをやるときに目的を3つ考えなければならないのですから。
これを常に実践していけば、成果も3倍となるわけです。
2.私の実践する1アクション3ゴール
ささやかではありますが、私も少しずつ、日々の行動について1アクション3ゴールを意識するようにしています。
そのいくつかをお話したいと思います。
(1)ランニングの1アクション3ゴール
私は早朝にランニングをする習慣があります。
1つ目の目的は、肉体的な健康のためです。
有酸素運動をして心肺機能を強くする、身体の免疫力をつける、さらに体重の増加を抑える効果もあり、病気を防ぐという狙いもあります。
2つ目は、精神的な健康のためです。
ランニングをすると、非常に大きな爽快感が得られてストレスの解消になります。
朝にランニングをした日は、とても気分良く過ごすことができます。
そして、3つ目は、少し角度の違う目的ですが、アイデアを捻出するという目的があります。
ランニングをすると、血行が良くなって脳の血流が良くなり、さらにアドレナリンも分泌されるため、様々なアイデアが出やすくなります。
このブログのアイデアも、ランニングの最中に思いつきました。
その他、担当している難しい事件の解決の糸口がランニングの最中にひらめくなんてこともあります。
(2)自転車で移動する際の1アクション3ゴール
私は現在、通勤を始め、仕事での移動にはできるだけ自転車(電動アシスト)を使っています。
自転車で移動する際の1つ目の目的は、コロナに感染するリスクをできるだけ避けつつ目的地まで移動することです。
昨今のコロナ禍の状勢では、できるだけ人が密集する通勤時間帯の電車に乗ることを避けたいために自転車に乗っています。
自転車で移動する際の2つ目の目的は、安全運転で移動することです。
自転車は便利な反面、毎日使っていると必然的に事故に遭うリスクも高くなります。
そこで、必ず時間的に余裕を持って移動するなど、安全な運転を心がけるようにしています。
そして、3つ目の目的は、少し観点が違いますが、途中で良い景色などに巡りあったときには、このブログに使う写真を撮影するという目的があります。
(3)息子のスイミングの送り迎えでの1アクション3ゴール
週に1回、息子が自宅の近くのスイミングの教室に通っており、私が送り迎えを担当しています。
この息子のスイミングの送り迎えの際の1つ目の目的は、当たり前ですが、4歳の息子を安全にスイミングに通わせることです。
4歳では1人で目的地に安全に行くことはできませんので、大人の付き添いが必要になります。
2つ目の目的は、息子と手をつないで歩いて行くわけですが、息子と手をつないで歩くことが1つのスキンシップとなり、オキシトシンが分泌され、とても癒やされる効果があります。
つまり、息子の送り迎えを通じて、私が精神的に癒やされる機会にしているのです。
さらに、3つ目の目的は、息子と会話をしながら歩くことで、親子の絆を強めたいという目的があります。
平日は私は仕事、息子は保育園でほとんど一緒にいる時間がありませんし、スイミングでの送り迎えの際の息子との会話も、貴重な親子の時間なのです。
3.まとめ ~何をするにも目的を持つことの重要性
1アクション3ゴールは、私もまだ実践し始めたばかりであり、手探りの状態ではありますが、ぜひ習慣化したいことの1つです。
1アクション3ゴールを日常生活の隅々の行動にまで実践されている方もいて、それこそトイレに行くにも1アクション3ゴールを意識するという方もおられるようです。
この方の場合、3つのゴール(目的)が見つからない限りトイレにも行けなくて辛いという笑い話もあるくらいです。
いずれにしても、仕事にせよ日常生活にせよ、何も目的意識を持たずに流されながら日々を送ってしまうことは多いと思います。
しかし、小さなことでも、この1アクション3ゴールを意識して行動するようになれば、常に強い目的意識を持つことができますので、1つ1つの行動のモチベーションアップにもつまがり、その結果、得られる成果も非常に大きくなると思います。
【編集後記】
今日は午後からオンラインでの打ち合わせが2件、夕方は息子の保育園の面談の予定です。