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勉強と強制 ~健康的な強制力と不健康な強制力

働くお母さまの為の離婚相談

勉強には、何らかの強制の力を借りることが必要となることが多いでしょう。

 

しかし、強制にも、健康的な強制力と不健康な強制力があると思っています。

 

健康的な強制力を働かせた方が、効果的に勉強を進めることができます。

<目次>

1.勉強には強制力が必要

2.不健康な強制力は効果的ではない

3.健康的な強制力とは?

 

 

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1.勉強には強制力が必要

勉強が好きで好きで、3度の食事よりも好きな人は確かにいます。

 

私も、間違いなく子ども時代よりは今の方が勉強好きになっています。

 

しかし、子ども時代でも大人になってからでも、必要となる勉強がすべて楽しくて仕方がないということはなかなかありません。

 

面倒くさくて、あるいは忙しい日常に負われて、ついつい必要な勉強が後回しになってしまう経験は誰にでもあると思います。

 

そこで、何らかの強制のきっかけがあれば、勉強が進むということはあり得ます。

 

たとえば、子ども時代であれば、学校で宿題を出されたり、定期試験があったり、受験があったりなど、節目節目で強制的に勉強せざるを得ない機会というものがあります。

 

社会人になってからも、資格を取ったり、会社の上司から命じられて勉強をするということはあるかも知れません。

 

ただ、実はこの強制にも2種類あり、不健康な強制力と健康的な強制力があります。

 

同じ強制であっても、勉強の効果という観点から考えると、健康的な強制力を働かせた方がはるかにコストパフォーマンスは良いと思います。

 

2.不健康な強制力は効果的ではない

不健康な強制力とは、誰か他人や客観的な状況など、自分の意思以外の要素によって強制されることを言います。

 

たとえば、子ども時代の勉強というものを考えてみたいと思います。

 

なぜ勉強が必要なのかの理由や、勉強することの面白さを教えられることなく、ただ親から頭ごなしに勉強しろと強制されたから、仕方なく勉強するような場合です。

 

この場合、子どもはとりあえず親に怒られるのが怖いので勉強します。

 

勉強すれば、試験などで一定の成果を収めることができる可能性は高まります。

 

つまり、この場合も短期的に見れば、強制によって勉強の効果を上げたことになります。

 

しかし、あくまで自分の意思によって勉強しているのではありませんので、そこから勉強の楽しさを知って勉強に没頭するというところまでは行かないことが多いでしょう。

 

それどころか、この方式で行くと、子どもが親の強制力が効かなくなった年頃になったり、あるいは学校を卒業してしまったら、まったく勉強から遠ざかってしまう可能性があります。

 

子ども時代に上から強制されたという嫌な思い出が残りますので、「勉強嫌い」そのものが直らずに、その後の人生も勉強しない人生を歩んでしまう可能性があります。

 

つまり、不健康な強制力の場合、短期的には効果を上げるかも知れませんが、長い人生というスパンで見た場合、勉強嫌いを払拭できず、かえってマイナスになってしまう可能性があります。

 

私自身も、子ども時代に不健康な強制力によって勉強につまづいた経験があり、結局大学時代の半ばまで勉強嫌いが続きました。

 

社会人も同じで、自分で自ら意欲を持って勉強するのではない場合、たとえば会社の上司から宅建や簿記の試験を受けることを命じられたような場合は、とりあえず資格を取るまでは一生懸命勉強するかも知れませんが、試験が終わったら忘れてしまうというようなことが多いのではないでしょうか?

 

ちなみに、スポーツでも同じことがあり得ます。

 

なまじ子ども時代に部活動などでしごかれた経験のある人ほど、大人になってから運動嫌いになってしまう可能性があるという話を、以前ブログでも書きました。

「部活動の後遺症から解放されて、ランニングを楽しむ3つの方法」

https://ameblo.jp/bigsaga/entry-12625104199.html?frm=theme

 

3.健康的な強制力とは?

それでは、健康的な強制力とは、どんなものでしょうか?

 

これは、自分以外の他人の力や客観的な状況を強制の機会にするという点では同じですが、それがあくまで自分の意思に基づいて、自分の目的に向かって自律的に強制の機会を作っていくことを言います。

 

たとえば、目下私たちの業界では、近年の民法の大改正が話題になっています。

 

改正民法をしっかりと体系立ててきちんと勉強しなければならないという思いは持っています。

 

しかし、日常的な業務に負われて、なかなか腰を据えて勉強をする機会がありません。

 

そんなときは、たとえば民法改正のセミナーの講師をするという仕事を引き受けるという方法があります。

 

今回の民法改正は、あらゆる業界の取引の契約などに大きな影響を及ぼす面がありますので、一般の人の関心も高いところです。

 

このタイミングで民法改正のセミナーを行えば、ある程度の集客も見込めるかも知れません。

 

そして、講師をすることが決定すれば、それに向けて準備をせざるを得なくなります。

 

つまり、自ら強制的に改正民法をしっかりと勉強する機会を作っていることになります。

 

また、セミナーが成功すれば、その後の仕事につながる可能性もありますので、勉強のモチベーションもさらにアップします。

 

これがまさに健康的な強制力というものです。

 

私が司法試験の勉強をしていた頃も、試験に受かって弁護士になったらこんな仕事をしたいとか、こんな良いことがあるというイメージを浮かべ、日々の辛い勉強生活のモチベーションを上げる工夫をしていました。

 

人間は、結局他人から強制されたことには、心の底から服従することはできないということです。

 

逆に、自分自身が自らの意思で求めたことについては、多少辛いことがあってもその方向に向かって努力しようとするものです。

 

勉強は、健康的な強制力を働かせた方がはるかに効果的だと思います。

 

 

 

【編集後記】

今日は朝6時から、渋谷区倫理法人会のモーニングセミナーに参加。

 

その後、今日は一日いわきに出張です。

 

いわきは7月以来約3か月ぶりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
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