(※このページは2024年5月1日に更新されました)
母から相続した家を乗っ取られています。
加害者はピアノ調律業を営む夫婦です。
彼らとの出会いはピアノでした。
亡くなった母はピアノを持っていました。母が幼稚園の頃に母の母(私の祖母)が購入したピアノです。
私も子供の頃にピアノを習わせてもらっていて、母のピアノを使っていました。
一方で、祖母は長女が生まれた時(約10年前)、私にも中古ピアノをプレゼントしてくれました。
今は長女と長男で使っています。
ピアノは1年に1度程度の調律が必要です。
この2台のピアノの調律は、祖母が依頼していた調律業者にお願いしていました。
母はピアノをあまり弾かない人で、実家の調律は私が習うのを辞めてから20年以上していた記憶がありません。
一方で、私は祖母からもらったピアノは子供達が毎日弾いて、1年に1度調律していました。
祖母は1代目の顧客でしたが、私がピアノをプレゼントされた時には2代目に引き継がれていました。
2代目は1代目の長男の嫁で、最初親子と間違えたくらい若い女性でした。
1代目の長男は1代目が母のピアノを調律をした時に助手をしていて、子供の頃の私に会ったことがあると言っていました。
当時私は小学生でしたので、明らかに私より年上です。
作業内容は毎回2人で来て、主任調律師の妻が調律、統括部長の夫がクリーニングをするというものでした。
交通費駐車場代込みで20000円くらいで良心的な値段でした。
2人とも「子供が好き」とのことで当時まだ小さかった私の子供達にも面白おかしく話しかけてくれて、子供達もなついていました。
子供達にピアノの仕組みを説明してくれたり、毎年子供達の演奏を聴いて、上達を褒めてくれていました。
主任調律師の妻は頑張っている格好いい女性、統括部長の夫は愛情あふれる頼もしい男性という印象でした。
仲良く夫婦二人三脚でお仕事する様子は、離婚した私にとっては、子供達には見てもらい夫婦の形の一つでもありました。
このように、特に仕事ぶりに不満はなく、祖母の代からのお付き合いだった事も加わり全く疑うことなく、毎年お願いしていました。
それでも、夫が家出した時も離婚した事も彼らには黙っていました。
ピアノを運び入れた時には元夫が応対しましたので、彼らはうちが母子家庭になっている事を知りませんでした。
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